池袋どうぶつカフェ横断比較—猫・ふくろう・小動物の選び方と配慮ポイント|2026年最新版

エンタメの聖地・池袋は、今や世界有数の「アニマルカフェ」集積地です。
2026年現在、東京都豊島区池袋は、世界でも類を見ない「動物カフェ(Animal Cafe)」の激戦区となっています。かつてはサブカルチャーの街として知られた池袋ですが、現在は「癒やし」と「非日常体験」を求める人々にとっての聖地へと進化しました。
しかし、選択肢が増えたことで「どのお店に行けばいいの?」「動物にとって良い環境なの?」といった疑問を持つ方も増えています。特に2026年は動物福祉(アニマルウェルフェア)に関する法規制や社会的な関心がかつてないほど高まっており、お店選びの基準も変化しています。
この記事では、初めての方でも安心して楽しめるよう、池袋エリアの主要な動物カフェ(猫、猛禽類、小動物)を徹底調査。料金体系やサービス内容はもちろん、最も重要な「動物への配慮」という視点も含めて、わかりやすく解説します。
- 2026年の最新事情:法規制を知って「良い店」を見分ける方法
- 猫カフェ:おしゃれな「商業型」と、命を救う「保護型」の違い
- 猛禽類・小動物:フクロウやマイクロブタとの正しい触れ合い方
- 失敗しない選び方:目的別のおすすめ店舗比較
1. まず知っておきたい「2026年の動物カフェ事情」
お店を紹介する前に、少しだけ「ルール」の話をしましょう。これを知っているだけで、動物カフェをより深く、そして倫理的に楽しむことができます。
「夜8時」の壁と猫の休憩時間
動物愛護管理法により、原則として夜8時以降の動物の展示は禁止されています。これは動物たちの睡眠時間を確保し、ストレスを防ぐためのルールです。
ただし、猫カフェに関しては「特定成猫(とくていせいびょう)」という例外規定があります。これは、「1歳以上の大人の猫」で、かつ「自由に休憩スペースに出入りできる環境」がある場合に限り、夜10時までの営業が認められるというものです。
もし夜遅い時間に、明らかに生後数ヶ月の子猫がフロアにいたり、猫が逃げ込めるバックヤードがなかったりするお店は、ルール違反の可能性があります。利用者の目が、動物たちを守る抑止力になります。
「数値規制」で変わった飼育環境
「数値規制」とは、ケージの広さや、スタッフ1人あたりが担当できる動物の数(犬なら20頭、猫なら30頭まで等)を具体的に定めたルールです。2026年の現在ではこの規制が完全に定着しており、以前のような「狭い部屋に動物がぎゅうぎゅう詰め」という状態は解消されつつあります。
お店に入ったとき、「臭いがしないか」「動物たちがゆったり過ごせているか」を確認してみてください。清潔で広々とした空間は、法令順守の証(あかし)でもあります。
2. 【猫カフェ編】癒やしの王道、2つのスタイルを使い分ける
池袋の猫カフェは、大きく分けて「ラグジュアリーな商業型」と「アットホームな保護型」の2種類があります。目的に合わせて選びましょう。

最新の猫カフェは、人間にとっても快適なラウンジのような空間です。
おしゃれに過ごすなら:Cat Café MOCHA(猫カフェ モカ)
「Cat Café MOCHA」は、猫カフェのイメージを一新した洗練されたインテリアが特徴です。池袋には「西口店」と「東口店(本店)」があり、デートや仕事の合間の休憩に最適です。
- 料金システム:10分刻みの時間課金+ドリンクバー代。長時間滞在用の「最大料金(一般的に2,000円〜3,000円程度)」もあり、漫画を読みながら一日中過ごすことも可能です。
- 特徴:とにかく内装が綺麗で、臭い対策も万全。猫たちは人慣れしていますが、過度な接客はしません。「猫がいる空間で人間がくつろぐ」というスタイルです。
- おやつ体験:「猫アイス」などのおやつ(有料)を購入すると、猫たちが一斉に集まってくる「モテモテ体験」ができます。写真を撮りたいなら必須アイテムです。
猫を助けたいなら:保護猫カフェ
一方で、里親探しを目的とした「保護猫カフェ」も池袋には存在します。こちらは営利目的というよりも、社会活動の一環としての側面が強いです。
- 特徴:スタッフと猫の距離が近く、一匹一匹の性格や保護された経緯(ストーリー)を聞くことができます。
- 注意点:「抱っこ禁止」や「大声禁止」など、猫への負担を減らすためのルールが厳格な場合があります。また、営業時間が不定期なこともあるため、事前に公式サイトやSNSで確認しましょう。
3. 【猛禽類編】非日常のスリル!フクロウカフェ
池袋を代表するエンタメスポットとして、外国人観光客にも大人気なのがフクロウカフェです。
体験重視の「あうるぱーく フクロウカフェ池袋」
池袋西口にある「あうるぱーく」は、単に見るだけでなく「体験」することに特化した施設です。

フクロウが腕に着地する瞬間は迫力満点!
ここがすごい!3つのポイント
- 時間無制限の衝撃:
多くの動物カフェが1時間ごとの課金制をとる中、あうるぱーくは入場料(大人1,700円〜2,000円程度 ※時期により変動あり)を払えば、混雑時を除き時間無制限で滞在できます。時間を気にせず動物と向き合えるのは大きな魅力です。 - フライト体験:
フクロウが止まり木から自分の手に飛んでくる「フライト体験」が料金に含まれています。まるで鷹匠(たかじょう)になったような気分を味わえます。 - 多様な生き物:
フクロウだけでなく、ハリネズミや白蛇、イグアナなどの爬虫類とも触れ合えます。「動物園のふれあいコーナー」がビルの中にあるようなイメージです。
フクロウは猛禽類(もうきんるい)です。本来は肉食のハンターなので、嘴(くちばし)や爪は鋭いです。店員さんの指示に従って専用のグローブを着用し、絶対に顔の前に手を出さないようにしましょう。また、フクロウが細くなっていたり、威嚇音を出していたりするときはストレスを感じているサインなので、そっとしておいてあげてください。
4. 【小動物編】マイクロブタとカワウソの真実
SNSで話題の「マイクロブタ」や「カワウソ」。その可愛さの裏にあるルールを知っておきましょう。
完全予約制の「mipig cafe(マイピッグカフェ)」
サンシャインシティ内にある「mipig cafe」は、日本初のマイクロブタカフェです。
- システム:完全事前予約制です。飛び込みでは入れないことが多いので、必ずWebサイトから予約しましょう。
- 料金:最初の30分+以降30分ごとの延長料金制。個室プランもあります。
- マイクロブタとは?:「マイクロ」といっても、大人になれば40kg(大型犬サイズ)近くになります。カフェにいるのは主に子供のブタさんたちです。非常に賢く、トイレも覚えます。
mipig cafeでは、豚熱(CSF)などの伝染病からブタを守るため、「過去48時間以内に海外(発生国)への渡航歴がある方」や「他のブタと接触した方」の入店を断っています。 これは日本の畜産業全体を守るための法律に基づいた措置です。嘘をつかず、正直に申告しましょう。
希少動物と会える「コツメイト」
「コツメイト」では、コツメカワウソやフクロモモンガと触れ合えます。
特にコツメカワウソは、ワシントン条約(CITES)で国際取引が厳しく規制されています。現在お店にいるのは、規制前に輸入された個体か、国内で正規に繁殖された個体です。彼らは非常に活発で、好奇心旺盛。服の紐やアクセサリーを引っ張られることもあるので、汚れても良い服装で行くのがベストです。
5. 失敗しない!目的別おすすめカフェ比較表
結局どこに行けばいいの?という方のために、主な特徴を比較表にまとめました。
| 店舗名・ジャンル | Cat Café MOCHA | あうるぱーく | mipig cafe | 保護猫カフェ全般 |
|---|---|---|---|---|
| 主な動物 | 猫(ブランド猫中心) | フクロウ、ハリネズミ等 | マイクロブタ | 猫(雑種・保護猫) |
| 料金目安 | 10分200円台〜 (最大料金あり) |
大人約2,000円 (原則時間無制限) |
30分1,000円代〜 (延長課金制) |
1時間1,500円前後 (寄付金含む) |
| 予約 | 推奨(休日は混雑) | 推奨(予約なしも可) | 必須(完全予約制) | 要確認 |
| 触れ合い度 | 低め(猫の気分次第) | 高め(手乗せ体験) | 超密着(乗ってくる) | 中(個体差あり) |
| こんな人におすすめ | デート、休憩、作業 | 体験重視、家族連れ | 動物に埋もれたい人 | 静かに癒やされたい人 |
6. 初心者が守るべき「3つのマナー」
最後に、どのお店に行く場合でも共通する、動物カフェを楽しむためのマナーを紹介します。これらは「マナー」であると同時に、動物たちの命を守るための「安全ルール」でもあります。
1. 靴下を必ず持参する
多くの動物カフェは土足厳禁です。衛生上の理由から、素足での入店を断られることがほとんどです。夏場にサンダルで出かける場合でも、カバンに一足、清潔な靴下を入れておきましょう。
2. 香水・柔軟剤は控えめに
動物の嗅覚(きゅうかく)は人間よりもはるかに鋭敏です。人間にとっては良い香りでも、動物にとっては強烈な刺激臭となり、ストレスやパニックの原因になります。動物カフェに行く日は「無香料」を心がけるのが、スマートな動物好きの嗜みです。
3. 「追いかけない」が鉄則
これが最も重要です。動物が自分から離れていくときは、「今はそっとしておいて」というサインです。追いかけると動物は逃げ回り、二度と近寄ってくれなくなります。
ベンチに座って静かに待ちましょう。リラックスしている人間には、動物の方から興味を持って近づいてきてくれるものです。
まとめ:池袋で「命の温かさ」に触れよう
2026年の池袋動物カフェは、単なる見世物小屋ではなく、動物との共生を考える「体験の場」へと成熟しています。
洗練された空間で猫を眺めるのもよし、フクロウの力強さを腕で感じるのもよし、ブタさんの体温に癒やされるのもよし。大切なのは、彼らが「生き物」であることを理解し、敬意を持って接することです。
ぜひ今度の休日は、池袋の雑踏を抜けて、小さな命たちに会いに行ってみてください。きっと、忘れられない温かい時間が待っているはずです。

